J1のサンフレッチェ広島が、新商品を発表した。「特別」な一戦で販売開始するグッズに、高評価の声が上がっている。
8月13日にホームで行われるJ1第23節の浦和レッズ戦は、広島にとって重要な一戦である。浦和という強敵を相手に7試合ぶりのリーグ戦勝利を取り戻す必要があるとともに、「ピースマッチ」と銘打って、世界に平和の重要性を訴える試合となる。
サンフレッチェは被爆地で活動するクラブとして、2018年から8月6日前後のホームゲームをピースマッチと位置付けている。サッカーを通じて、核兵器の廃絶と世界平和に向けた発信を行ってきた。
その試合の重要性は、広く知られているようだ。しかもコロナ禍が明けた今回は、実に2019年以来となる全指定席の完売へと到達しているという。
この注目度の高い試合に向けて、クラブが一丸で力を入れている。この試合から、新商品を投入するのだ。
バックパックやヒップバックといったふだん使いができるグッズの他、エディオンスタジアムのイラストが描かれたものとクラブエンブレムがデザインされた2種類が用意された扇子などが発売される。平和への願いを前面に打ち出したTシャツや折り鶴ストラップなどが準備されている。