後藤健生の「蹴球放浪記」第174回「ウェリントンで“パブ・ライフ”を満喫する」の巻(2)ワイン名産地方にある、かつてのビール醸造の街の画像
「ザ・ハドソン」の店内 提供/後藤健生

 なでしこジャパンが女子ワールドカップで快進撃を続けている。取材で赴いた蹴球放浪家・後藤健生は、現場の探索に余念がなかった。女子日本代表「連勝の地」は、特に酒飲みにとって、魅力的な街でもあった。

■パブでのラグビー観戦

 日本がラウンド16でノルウェーを破ったのは8月5日の土曜日でしたが、その日の午後にはラグビーのニュージーランド代表「オールブラックス」とオーストラリア代表「ワラビーズ」の試合がありました。9月開幕のラグビー・ワールドカップ前の重要な準備試合です。会場は南島のダニーデン。日本チームがコスタリカと戦ったスタジアムでした。

 そこで、僕は昼飯を兼ねて「シェパード・アームス・ホテル」のパブの大型画面でこの試合を観戦することにしました。

 オールブラックスの試合をウェリントンのパブで観戦するなんて、ラグビー・ファンに聞かせたら、さぞ羨ましがられることでしょうね。

 すっかり満員になったパブ。僕は、パブ・ランチではムール貝をつつきながら、ビールを片手にキックオフの時間を待ちました。

 ニュージーランドは2001年以来オーストラリアにはホームで負けたことがないそうです。しかし、エディ・ジョーンズ監督(前日本代表監督)率いるオーストラリアが先制攻撃に成功。前半は17対3でオーストラリアがリードして折り返しました。しかし、後半はニュージーランドが実力を発揮して23対20と逆転勝利。

 もちろん、パブは大盛り上がりでした。

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