川崎・瀬川祐輔は1点目に「アキさんがスローイング投げそうな時に、シンからヤスまでのイメージが僕の中では見えてた」…悔しい敗戦も「今は点が取れる」の画像
同点弾を決めた瞬間の川崎フロンターレの瀬川祐輔 撮影:中地拓也

 ガンバ大阪を等々力に迎え、8月6日に行われた試合で瀬川祐輔が2ゴールの活躍を見せた。チームは残念な敗戦となったが、“サブメンバー”としての矜持を見せた。

 その瀬川は1-3とされた後半開始からピッチに入ると、71分にまず1点目を決める。

「1点目はアキさんがスローイング投げそうな時に、シンからヤスまでのイメージが僕の中では見えてたんで。ヤスからクロスというかパスをもらう準備をしてました。で、自分のいいタイミングで来たんで。ちょっと当たり損なったんですけど、そこは気持ちで何とかなったかなと思います」

 自らの得点で1点差にした瀬川は、その直後の75分にもゴールを決め、3-3の同点に。わずか4分間で2ゴールと結果を出した。

「2点目は、タツキとアサヒがどっちも枠にシュートを打ってたけど、相手に当ててたんで。逆に冷静になれて、ちゃんとコースを狙って流し込めたのは良かったです。ポジショニングが、どっちも良かったんだと思います」

 そう自らの2得点を振り返る瀬川だったが、勝たなければならない立場上、3-3にしたあとも、勝つための試合展開にならざるをえなかったと振り返っている。

「今日に関してはもう、僕らの立場上、勝ちに行かなきゃいけないので。残りの試合全部、今日も含めて勝ったらタイトル取れるかもしれないという立場の中で、今日も試合しているので。確かに失点はしてしまいましたけど、多分チーム全員が点を取りに行っている、共通認識はあったと思います」

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