J1の湘南ベルマーレがGKユニフォームを急きょ変更した。そのデザインが、大きな反響を呼んでいる。
湘南は8月5日、サンフレッチェ広島とJ1第22節を戦った。8月最初のゲームであるが、実はある「ラストゲーム」でもあった。
湘南は4月に、毎年恒例の七夕ユニフォームを発表した。今年は5月からの4試合でこの特別なユニフォームを着用。8月5日の広島戦が、その最後の着用ゲームだったのだ。
だが、ここである問題が起こったようだった。試合前日の4日、SNSを通じてある報告を行った。
「※競技上の理由から変更となります」
「尚、本ユニフォームの販売はございません」
翌日の試合の開始時間などを告知するとともに、着用するユニフォームの色を報告。フィールドプレーヤーは「オーシャンブルー」の七夕ユニフォームである一方、GKは珍しい白いユニフォームになることが発表されたのだ。
鍵は、対戦相手にあるようだ。湘南のオーシャンブルーと一緒では、広島の白いアウェイユニフォームは視認性に問題がある。広島のファーストユニフォームは紫だが、湘南GKの七夕ユニフォームはワインレッドで、やはり視認性に問題を抱える。そこでGKユニフォームが白になったと考えれば、すべてのつじつまが合う。