「(J1川崎は)アミューズメントパーク」高知・吉本監督が天皇杯後に川崎のプレーを独自表現で説明…FW家長昭博は「絶対に取られないUFOキャッチャー」の画像
天皇杯の高知ユナイテッドSCでの川崎フロンターレFW家長昭博 撮影:中地拓也

 8月2日、高知県の春野総合運動公園陸上競技場を舞台に天皇杯ラウンド16が行われ、高知ユナイテッドSCと川崎フロンターレが対戦した。

 J1の強豪チームの公式戦を見られる貴重な機会とあって、7243人という大観衆が訪れた。高知はここまでJ1チームを2度下しており、これがJ1との3試合目。白星を狙って序盤から積極的なプレーを見せた。

 79分間はスコアレスドローとしたものの、自力に勝る川崎がセットプレーからゴールネットを揺らして1点を先制。そのまま試合終了のホイッスルを聴くこととなった。

 試合後、「強いて言えば延長もやりたかった」と悔しさをにじませた高知の吉本岳史監督だったが、「守備の時間が長くなるのも想定していました」と語るように、苦しい試合展開をイメージしていた。

 ガンバ大阪横浜FCとJ1の2チームから勝利を挙げてはいたものの、「今回に関しては、フロンターレさんはアミューズメントパーク、一人一人がすごいアトラクションを持っていて、いろんなものを引き出してくる、いろんなものを出してくる。だからこそ、アトラクションに自分たちも乗っかっていかないといけないと選手を送り込んで」と独自の表現で対戦相手の難しさを説明した。

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