川崎FW山田新が「サッカー選手ってこういうことなんだな」とファン感で気持ち新たに! 緊張で「ひざが震えてました」…「この勢いと一体感で神戸に乗り込んで」と次戦の勝利誓うの画像
川崎フロンターレのファン感謝デーで美声を響かせた山田新 撮影:中地拓也

 7月16日、等々力競技場で川崎フロンターレの「2023ファン感謝デー」が行われた。7千人以上が駆け付ける大盛況だった。

 この“大舞台”で躍動したのが山田新だ。川崎の下部組織出身で、大学を経由して今季から正式にトップチームに昇格した山田は、イベント終了後、開口一番「疲れました(笑)」と充実の表情を見せた。そして、会場を沸かせた熱唱パフォーマンスには「勢いです。勢いだけでやりました」と語る。

 山田は大卒ルーキーながらここまで18試合に出場していることもあってか、「試合とは全然違います。こっちのほうが緊張します」。そして、「入る前は緊張して、ひざが震えてました。入ったら、雰囲気も良かったですし、サポーターの人たちの顔も見えるので、笑顔で和やかな感じだったので、気持ちよくやれた」と振り返った。

『虹』と『水連花』でマイクを握った。『虹』は本当が違う曲だったというが、「カミ君(上福元直人)が『虹』がいいって、『虹』なら歌える」ということで決定したという。「“歌に振り分けたけどどう?”って言われて。ダンスか歌だったんで、歌は移動中にも聞けるので、歌がいいなって」という内幕があったようだ。

「やってみたら楽しかった。これがフロンターレの色だと思っていたので。そこをうまく自分も表現できたかなと思います」

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