Ｊ３の愛媛ＦＣは、８月のコラボイベントを発表した。日本の漫画・アニメを代表する作品との連携に、驚きの声が上がっている。
愛媛はこれまでも、愛媛県出身の少年を主人公としたサッカー漫画『アオアシ』とコラボしてきた歴史がある。今年に入ってからは、カエルをモチーフとしたクラブの熱烈サポーター「一平くん」と選手のコラボカレーを発売するなどしてきたが、今回は大きな一歩を踏み出した。
今回のコラボは、かなりの大物だ。日本の漫画・アニメ、つまりは日本文化を代表する作品『マジンガーＺ』との、まさかのコラボが決まったのだ。
同作品は、１９７２年に漫画家の永井豪氏によって『週間少年ジャンプ』で連載がスタートされ、テレビでもアニメとして放送されると爆発的人気を博した。アニメはアジアやヨーロッパでも放送され、世界的な人気となった。
その５０周年を記念して、スタジアムでメモリアル企画が行われることになった。８月にホームで行われる２試合、１３日のガイナーレ鳥取戦、２６日のカマタマーレ讃岐戦が対象となる。当日は限定のコラボクリアファイルなどがプレゼントされ、アクリルホルダーやタオルが販売される。
すでにグッズに使用されるイラストも完成しているようだ。中央に描かれているマジンガーＺはドリブルしており、左ももには愛媛ＦＣのエンブレムが描かれている。左右には愛媛の２選手。背番号３の森脇良太、背番号１０の松田力が、永井作品風のタッチで描かれている。
