
J1の川崎フロンターレがSNSを更新した。クラブ施設内とともに紹介された元選手たちの近影に、ファンから感激の声が上がっている。
川崎は今年、市内にAnkerフロンタウン生田をオープンした。さまざまな競技に活用できる複合型スポーツ施設で、スポーツを通じての地元のさらなる発展に寄与すると期待されている。
オープンした後も、施設はさらに進化を続けていく。7日にはクラブのツイッター公式アカウントで、デロンギ・ジャパンの全自動コーヒーマシンが導入されたことが報告されていた。
ただし、目を引いたのはコーヒーマシンだけではない。カップを持って被写体となった3人の人物に、ファンが感激の声を上げた。
カップを手にしているのは、川崎の1999年のJ1初昇格の原動力となった選手たちだ。浦上壮史U-18GKコーチは、1998年のJ1参入決定戦では、いわゆる「博多の森の悲劇」を経験。だが屈することなく翌年もゴールを預かり、J1昇格を成し遂げた。
佐原秀樹U-18コーチは、負傷で長く戦列を離れる時期もありながら、10年以上にわたって川崎でプレー。リーグでも歴代屈指のイケメンとしても知られた。久野智昭U-15生田監督は富士通時代に社員選手としてもプレーした。左足でのFKは、J1昇格に欠かせないものだった。