イタリア1部のローマが、2023-24シーズンの新ユニフォームを発表した。新鮮かつ懐かしいデザインに、多くの称賛の声が上がっている。
イタリアの名門ローマのユニフォームサプライヤーとして、アディダス社が戻ってきた。1993-94シーズン以来のことで、実に30年ぶりのパートナーシップ復活となる。
タッグ再結成にあたり、新シーズンのユニフォームデザインは歴史を感じさせるものとなった。今回は、1992-93シーズンのユニフォームにインスパイアされたものだという。
最も目を引くのは、エンブレムである。昨シーズンまでは、クラブ誕生年の「1927」と「ROMA」、そして狼に育まれる兄弟が描かれているクラブエンブレムそのものが左胸につけられていた。
新シーズンのユニフォームでも、狼を外すことはできない。古代ローマ建国神話にまつわる動物であるからだ。ただし今回は、狼の横顔をシルエットのようにデザイン。1980年代や1990年代のユニフォームを想起させるものとなっている。