J1の横浜FCは、第3ユニフォームのデザインと着用試合を発表した。クラブの節目の年を祝うユニフォームのデザインに、賛辞が続いている。
横浜FCは1998年、市民クラブとして誕生した。横浜フリューゲルスの横浜マリノス(当時)との合併による消滅に異議を唱えた人々が、文字通りゼロから立ち上げたクラブだ。
その誕生から、クラブは25周年を迎えようとしている。1999年にJFLから歩みをスタートしたクラブは、Jリーグ加入を認められ、6シーズンJ2を戦ったのちにJ1へと初昇格。1シーズンでJ2へと戻ったものの、その後2度の昇格を果たして、今季もJ1を戦う。
その積み重ねた歴史と、これからの未来への思いが込められた。16日に発表された今季のサードユニフォームが、設立25周年を記念ユニフォームとすることが決定されたのだ。
紺をベースとして、前面には水色のスラッシュ模様が斜めに走る。歴史の重みを感じさせるネイビーに、クラブカラーであるHAMABLUEを掛け合わせたものであるという。クラブの新たな歴史を切り開く願いが、ユニフォームに込められた。