「マジで神フリーキックだろ」J2千葉のDF日高大が決めた完璧なコースの低弾道直接左足FK弾に驚きの声!相手GKの裏をかいて、敵地のスタンドを静まり返らせるの画像
J2のジェフユナイテッド千葉 撮影:中地拓也

 5月28日、J2リーグ第18節として行われたユアテックスタジアム仙台での一戦は、ベガルタ仙台が2−1でジェフユナイテッド千葉を下した。試合に敗れた千葉だが、前半38分に決めたDF日高大の直接FK弾が話題を集めている。

 相手の裏をかいた強烈な一撃だった。左サイドのペナルティーエリアの角から、さらに5mほど離れた距離からの直接フリーキック。ボールをセットした日高は、右手を上げてゴール前の味方に合図を送った後、左足を鋭く振り抜いた。

 対峙した仙台のGK林彰洋は、変則的な2枚の壁を置いてゴール前へのクロスボールに対応していたが、日高の狙いは“直接ゴール”。ガラ空きのニアサイドを狙って左足のインステップで放たれたグラウンダーのシュートは、鋭い弾道のまま2枚の壁役の選手の間をすり抜けると、ゴールマウスに吸い込まれるように鋭く曲がり、最後は意表を突かれながらも必死に反応したGK林の手を弾いてゴールネットを揺らした。

 仙台のGK林だけでなく、他の選手たちも呆然とする直接FK弾に、ホームの仙台サポーターで埋まったスタンドは静まり返った。

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