■「今回は負けました」とまさかの完敗宣言
さらに松木の攻めの姿勢は止まらない。現在、大ヒット公開中の『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』について、「こないだ映画も観ました。面白かったです。4Dで見たので、水しぶきが出てきて、それもいいなと」と、劇場版作品をすでに鑑賞したことを明かし、「(映画は)まだ観てないです」とする川崎のキャプテンに猛プレスをかけたのだ。
それでも橘田は、見どころについて「やっぱり“ウォー”ですね」と泰然自若の姿勢を崩さなかった。
放送の前日である5月12日には、41回目を数える伝統の「多摩川クラシコ」が行われる。このダービーマッチは「Jリーグ30 周年記念マッチ」として、舞台を国立競技場としている。19時30分に行われるこの試合は日本全国から視線を集める。
この決戦に向けて松木は、「昨年2度負けているんで、しっかり国立で勝てるように準備していきたい」と意気込めば、橘田は「多摩川クラシコっていうすごい試合を国立でできるので、しっかり勝ってフロンターレらしいサッカーをしたい」と応戦。
さらに、橘田が「ゴールに直結するプレーをしたいので、自分がゴールを決めたり、ボールを奪って得点につながるようなプレーができればいい」と自身のプレーについて語れば、松木も「自分もゴール・アシストにもっとこだわってやっていかないといけないと思うんで、そこを見てほしい」とアピールした。
試合に向けてはお互い譲らない姿勢を崩さなかったものの、声優ぶりについては橘田が松木に「自分より上手でした。今回は負けました」とまさかの完敗宣言。松木は、「若さが出たかな」と勝因を分析した。