Ｊ２のＶ・ファーレン長崎が、５シーズンぶりに復帰したＦＷフアンマ・デルガドの記念グッズを発表した。ファンが喜ぶ一方で、不安の声が上がっている。
スペイン生まれのフアンマは、レバンテの下部組織で育ち、母国の数クラブでプレー。ギリシャとスコットランドでのプレーを経て、２０１７年に長崎に加入した。
身長は１９０センチ近く、体は屈強。恵まれた体躯を活かして２０１７年にはＪ２で１１得点を挙げ、長崎のＪ１初昇格に貢献した。
長崎は１年でのＪ２リターンを余儀なくされ、フアンマ自身も長崎を離れた。それでも日本で戦い続け、大宮アルディージャに続いて加入したアビスパ福岡では再びＪ１昇格を経験。福岡での３シーズンを経て今季、長崎へと戻ってきた。
帰ってきた背番号９は開幕スタメンを飾ったが、５試合連続でノーゴール。それでも第６節のモンテディオ山形戦でハットトリックを達成すると、前節も２ゴールするなど、ここまで７得点。Ｊ２得点ランキングでも２位につけている。
この頼れるストライカーの帰還を、クラブも喜んでいる。２６日には記念グッズの発売を発表した。
クラブはツイッター公式アカウントで、「おかえりなさい！の気持ちを込めた特別アイテム」と新商品を紹介。缶バッジやホログラムシールに、フアンマのイラストがあしらわれている。
このビジュアルが、とても印象的だ。背景には、「帰ってきたフアンマ・デルガド」の文字が並ぶが、どこか懐かさを感じさせるフォントだ。イラストに描かれたフアンマは長いマフラーとともに稲妻もまとっており、アメコミの主人公を見ているような気分になる。
