「浦和さんは本当に「???」だっただろな」川崎Fのメーカブー誕生場面の、「ピッチレベル映像」公開! 浦和サポが困惑したイベントが、分かりやすく臨場感たっぷりに!の画像
川崎フロンターレと浦和レッズの一戦を前にメーカブーが誕生した 撮影:中地拓也

 4月23日、J1リーグ戦が7試合行われた。数々の名場面が生まれたが、その中で最も注目を集めたのは等々力競技場の試合前だろう。

 突如現れた100人ものゴスペル隊がピッチに現れると、上空に巨大なドローンが登場。ゴスペル隊の美声が響き渡る中で、そのドローンが新たなマスコットを地上に“降臨”させた。陸前高田市の佐々木拓市長がその“赤ちゃん”を天高く抱き上げ、「メーカブー」の誕生が宣言されたのだ。

 このイベントは、突如行われたこともあって、また、100人のゴスペル隊に巨大ドローンなどピッチ上では見慣れないものの組み合わせということもあって、観客席に「?」が浮かんだ。

 説明すると、川崎のクラブマスコットであるカブレラが2022年4月23日に陸前高田市のマスコットであるたかたのゆめちゃんと結婚式を催行。クラブが進める東日本大震災の被災地での活動が縁となって、両者が結ばれたのだが、その2人の間に“愛の結晶”が誕生したのだ。それが「メーカブー」であり、この誕生の儀式なのであった。

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