4月23日、川崎フロンターレは等々力競技場に浦和レッズを迎えてJ1リーグ戦の第9節を戦った。その試合の前に、大反響の出来事が起こった。
川崎のクラブマスコットであるカブレラは、2022年4月23日に陸前高田市のマスコットであるたかたのゆめちゃんと結婚式を挙げた。クラブが進める東日本大震災の被災地での活動が縁となって、両者が結ばれたのだ。
結婚から1年。ついに2人の間に愛の結晶が誕生した。100人のゴスペル隊がピッチで出迎える中、突如、巨大ドローンが上空に登場。コウノトリならぬそのドローンから登場したのが、「メーカブー」だった。
たかたのゆ「め」ちゃんと「カブ」レラの両親の名前を取ると同時に、「陸前高田の特産の一つでもあるめかぶのように愛される存在に」という願いも込められての命名だという。クラブは、「Mind-1ニッポン」を合言葉に、復興支援活動を行ってきており、2015年には 陸前高田市と「高田フロンターレスマイルシップ」という友好協定を結んでいたが、それが新たな形で進展したのだ。