現地時間の4月15日、サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダがビルバオと敵地で対戦。0ー2で完封負けした。
久保はこの試合に先発出場。スペイン代表MFミケル・オヤルサバルと前線でコンビを組んで、最前線でゴールを狙う役割を担った。
この試合で相手GKとして久保らの前に立ちはだかったのがスペイン代表GKウナイ・シモンだ。開始直後にあったやや危ない場面もペナルティエリアの外に出て落ち着いて処理するなど、カタールワールドカップでスペイン代表の正守護神として活躍した25歳は、この試合でも盤石の入りを見せる。
久保は序盤から右サイドに張りながらのプレーとなる中で、このシモンに阻まれる決定機を迎えた。それは、1点ビハインドで迎えた後半10分だ。
左サイドでボールをつなぐと、ダビド・シルバがマイナスのクロスを送る。これを後半開始から入ったFWバレネチェアがニアで合わせるもブロックされ、そのこぼれをさらに蹴り込むも、今度はシモンの好セーブに遭う。
その弾いたボールが右に流れ、なんと、久保の元に。日本代表はこれを右足ダイレクトで狙うのだが、この絶好機をシモンが再び防ぎ、右CKに逃れたのだった。久保にとってはまたとない得点チャンスだったが、相手DFにコースを制限されていた中での決定機逸となってしまった。この決定機場面をラ・リーガ公式が日本語版ツイッターに公開している。