「フロンターレのシン・名物!」川崎FW山田新が“サポーターとの勝利の儀式”で機械不用の「まさかのフィジカルの強さ」見せた! カシマに続いて札幌ドームも制覇するの画像
北海道コンサドーレ札幌戦でプレーする川崎フロンターレの山田新 撮影:中地拓也

 4月1日、川崎フロンターレはアウェイに乗り込んで北海道コンサドーレ札幌と対戦。アウェイチームが4-3で逆転勝利した。

 川崎はこの試合で新しい布陣を採用。家長昭博をセンターFWの位置で起用し、宮代大聖と山田新の2人がサイドで起用された。宮代は得点を決め、山田はアシストを記録し、2人とも鬼木達監督の起用に応えてみせた。

 その2人のうち、特に豊富な運動量を見せたのが山田で、前へのチェイシングなど走力を生かしたプレーを披露したのだが、そのフィジカルのタフネスさを試合後にも見せた。

 川崎は勝利後、サポーター席の前に全選手が集まって「バラバラ」を歌う。いわば勝利の儀式で、白星を掴めばこれを一体となって行うのが恒例となっている。その際、拡声器を持って選手の前に立ち、歌い出しをする選手が必要となる。その大役を、山田新が担ったのだ。

 背番号20のルーキーはサポーターを前に拡声器を持ったのだが、いざ、声を出す瞬間にはその拡声器を下ろし、地声で発声。札幌ドームではピッチとサポーター席がやや離れているがそれも関係なく、大きな声を響かせて勝利のリズムを先導したのだ。

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