ブンデスリーガは、アメリカンスポーツの一大イベントに向けた特別映像を公開した。鎌田大地らの同僚が驚きの技術を見せる一方、リーグによる捏造疑惑も浮上し、世界をざわつかせている。
日本時間の来週月曜日、アメリカ中がひとつのゲームに夢中になる。アメリカンフットボールの第57回スーパーボウルが開催されるのだ。
バスケットボールや野球など、スポーツ大国が熱狂する競技はいくつもあるが、アメリカンフットボールは別格だ。そのトップカテゴリーで戦うプロ選手たちが、さらに頂点を決しようというのだから、アメリカ中が燃え上がるのも当然だろう。
その一大イベントに、ブンデスリーガも敬意を示す。インスタグラムの公式アカウントで、特別映像を公開したのだ。
主役は、ケビン・トラップだ。昨年のカタールワールドカップでは出番はなかったものの、GK大国ドイツでU-17から年代別代表に入り続けてきたエリートである。
鎌田と長谷部誠とともにフランクフルトでプレーするGKが、新たな才能を披露した。動画では、GKグラブを外し、サッカーボールではなくアメリカンフットボールを手にしている。
サッカーにおけるスローイングも優れているが、楕円型のボールを持っても力を発揮。ペナルティーアーク手前からクオーターバックのようにボールを投げると、ゴール右隅にぶら下げられた的を見事に射抜く。続けざまに、今後はゴール左端の的へスロー。やはり、的のど真ん中にボールを当てた。さらにはかなり後方へと下がって、3投目。かなり距離があるが、ボールは三度、的を揺らすのだ。
この“タッチダウンパス”動画が公開されると、称賛の声が相次いだ。
「リスペクト」
「NFLのドラフト出馬宣言しろ!」
「デンバーに来てくれ! 良いクオーターバックが必要なんだ!」
「ダラスにおいで」
「テキサスに来たら、君の居場所があるよ」