20年前に元日本代表FWが決めたゴールが再度注目を浴びている。
■オリバー・カーンから得点奪う
ブンデスリーガは日本語版公式ツイッターを2月9日に更新。「20年前の今日、#高原直泰 がバイエルン相手に #ブンデスリーガ 初ゴール!」というテキストとともに、元日本代表FW高原直泰氏の得点をピックアップした。
高原氏は清水東高校から1998年にジュビロ磐田へ入団。その後はボカ・ジュニアーズへのレンタル移籍を経験すると、2002-03シーズン途中からはハンブルガーSVへと完全移籍した。
すると、加入3試合目でネットを揺らす。そのゴールが決まったのは2003年2月9日に行われたブンデスリーガ第20節バイエルン・ミュンヘン戦だった。0-1で迎えた後半47分、ハンブルガーSVのMFメフディ・マハダヴィキアがペナルティエリア右角付近からクロスを上げる。これにゴール前で合わせたのが高原氏。タイミングよくジャンプしてフリーのヘディングシュートを叩き込んだ。
この得点によって、バイエルンのGKオリバー・カーンの連続無失点記録は802分で終わることに。劇的な同点ゴールとともに、世界的守護神の記録をストップする得点を奪ってみせたのだ。