「シュート後の確信歩き、格好良!」サッカー日本代表・守田英正がポルトガル上位対決の「2ゴール後の“シンカ”」! ファンからは「海外に行って本当の仲間になるって凄い」と感激の声の画像
ポルトガルの名門でも存在感を高めている守田 撮影:中地拓也

 ポルトガル1部のスポルティングでプレーする日本代表MF守田英正が、現地時間1日に行われたブラガとの対戦で2ゴールを挙げた。得点シーンはもちろん、名門チームでの自信と存在感を示すゴール直後の様子に、ファンもリスペクトの思いを強めている。

 スポルティングはリーグ戦折り返しとなる17試合を終え、4位につけていた。来季のUEFAチャンピオンズリーグ予選に出場できる3位まで、勝点8差という状況だった。

 1日に対戦したのは、その3位につけるブラガ。一気ににじり寄るには絶好の機会となる直接対決だった。

 その大事な一戦を、スポルティングがいきなり動かした。先制点を決めたのは、シーズン再開後、初となる先発出場を果たしていた守田だった。

 開始9分、スポルティングはCKのチャンスを得た。左からのボールは、ファーサイドへと飛んでいく。ヘディングでの折り返しに誰よりも早く反応したのが守田だった。マークについていた相手を置き去りにすると、細かくステップを踏んでタイミングを合わせながら、ノートラップでシュート。反転しながら放った一撃は、ニアサイドを抜いて先制ゴールとなった。

 後半開始早々にも、守田が大仕事を成し遂げる。待望の追加点を決めたのだ。

 高い位置でのボール奪取から、スポルティングがカウンターに移った場面。守田は中盤の底のポジションにいた。

 自陣にいる場面でのカウンター発動で、前方では4対3の数的優位がつくられていたが、守田は迷うことなく相手ゴール前へと突進する。仲間のシュートはGKに防がれたが、相手守備陣がボールの処理に手間取る間に守田はゴール前に到着。仲間からヒールパスで届いたボールを、冷静に枠内に蹴り込んだ。

 スポルティングの5-0という大勝を導くゴールがSNSで公開されると、「守田が2ゴールだと..」「上位相手に2得点はすごいな」と驚きの声が上がった。

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