1月31日、FIFAはサッカー日本代表がカタールワールドカップの“舞台裏”の表情を公開した。「FIFA World Cup」のアカウントにその様子を投稿している。
森保ジャパンはこの大会、さまざまなことで話題になった。まずは、ピッチ上での躍進。初戦でドイツ代表を破ったのを皮切りに、第3戦ではスペインを破ってグループリーグを首位通過。ラウンド16のクロアチア戦では、その後、大会ベスト3に輝くこのチームを相手にPK戦まで持ち込む粘りを見せた。
また、その試合会場の観客席でサポーターがゴミ拾いをする姿も話題となった。試合後、自発的にスタジアム内のゴミを拾って歩く姿はSNSで拡散され、日本人の“特徴”として大きく世界に印象付けられ、大反響となった。
さらに、選手自身が使ったロッカールームをきれいにして立ち去ったこと、その際、「折り鶴」と感謝のメッセージを置いていたことも、FIFAなどが公開したことによって明らかに。そうした行動は世界から称賛されている。
それから早2か月。FIFAはその際の日本代表のある動画を公開している。それは、ユニフォームを着用した選手らが折り紙を折る姿だ。谷口彰悟、南野拓実、相馬勇紀、久保建英がさまざまな色の折り紙を手にして形を作っていく。
谷口は紙飛行機を、南野は折り紙で作る遊び道具を、相馬は手裏剣を作る。久保は、「忘れちゃった」と形作ることができなかった。