川崎フロンターレが1月27日の二次合宿4日目に練習試合を行った。今季初の対外試合だったが、非公開は対戦相手の要望を受けての措置だとのこと。ちなみに川崎は今季の合宿について公開の方針で臨んでいる。
「我々は今年は公開します」とは伊藤宏樹強化部長の言葉。報道については一部コントロールを要請される領域もあるが、今季の合宿については基本的にサポーター向けに一般公開されており誰でも見学できる。それは、川崎から沖縄を訪れるサポーターのためであり、現地沖縄のサッカーファンのことを考えての措置だ。川崎がサポーターに支えられて成長してきたというこれまでの歴史を考えれば自明のスタンスであろう。
3年前の2020年2月の沖縄合宿中にコロナ流行の影響を受けてファンサービスが中止されたが、その水準までやっと戻ってきたということ。残すはそのファンサービスということになるが、こちらも今季中にクリアしてもらいたいところだ。
なお練習試合は取材できなかったが、試合に向けた意気込みは各選手が語っているのでいくつか紹介したい。
■大関友翔
「個人的には練習試合だったり、実戦形式だったりでアピールできるところも多いし、しなければいけないと思っています。この二次は一次よりもさらに強い気持ちを持ってますし、一日一日をアピールの場として考えて、しっかりやっていきたいなと思っています」