1月20日、ついに移籍決定のリリースが出された。J1名古屋グランパスは、FW相馬勇紀がポルトガル1部のカーザ・ピアACに期限付き移籍することを発表したのだ。期限付き移籍期間は今年6月30日までとしている。
東京五輪世代のフィールドプレイヤーで唯一の国内組だったドリブラーはクラブを通じて、「世界のSOMAになってきます!オブリガード!」とコメント。カタールワールドカップ出場という自身を胸に、海外に飛び立つこととなる。
そして移籍先クラブも歓迎ムードだ。公式インスタグラムに、相馬が出演する動画を投稿している。
そこにまず姿を現すのは、新たにチームメイトとなるFW邦本宜裕。しかし、映し出されるのは、今季のリーグ戦14試合に出場しているアタッカーの寂し気な表情だ。
しかし、その日本人に「くに!」と話しかける人物がいる。それが、相馬だ。相馬は、「トレーニング行こうよ」と邦本を誘うと、カメラに向かってウインク。これを合図に、音楽はそれまでの寂し気な曲から人気アニメ『キャプテン翼』のものにチェンジする。そして「Bem-vindo」(歓迎)の文字が画面を占拠するのだ。
カーザ・ピアは、相馬のお茶目な姿を収録した独特の動画で歓迎の気持ちを表していている。