カタールワールドカップによりブンデスリーガは一時の中断をしており、国境を越えて合宿を行っているクラブチームは多い。
サッカー日本代表・吉田麻也が所属するシャルケもその一つで、すでにドイツに戻っているが、中断期間を利用してトルコに遠征していた。最後の練習マッチは1月10日に行われたニュルンベルクとのもので、後半に与えたPKによる失点で0-1で敗戦。吉田とFW上月壮一郎は先発し、前半だけプレーしていた。
他にも練習試合を重ねて、来たるリーグ再開に向けて備えていたが、その中でレクリエーションも採り入れられた。それは、クアッドバイクでトロス山脈を疾走するもの。クアッドバイクとは、全地形対応車と呼ばれるもので、特殊なタイヤをはくことでさまざまな地面に対応して走ることができるというものだ。
映像ではヘルメットを被った選手たちがオフロードを走る姿が収められており、山道や川といったオフロードも関係なく、自然を感じながら風を切らせていた。慣れてきたからなのか、足を上げて川を渡る選手もいる。吉田がハンドルさばきを見せる様子も映し出されており、当然、ピッチとは違った表情を見ることができる。