「キャプテンシーみたいなことはできないんですけど」横浜F・マリノスから移籍したFW仲川輝人が語った、FC東京での役割。「プレー」「練習態度」「質」と4つのキーワードを挙げるの画像
横浜F・マリノスから完全移籍したFC東京のFW仲川輝人 撮影:中地拓也

 1月6日、FC東京は東京都内で2023年シーズンを前にした新体制発表会を行った。アルベル監督のほか、新加入選手や背番号が変更となった選手が登壇した。

 この中で、最も注目を浴びたのが、横浜F・マリノスから移籍してきたFW仲川輝人だ。この元日本代表の前所属先はJリーグのディフェンディングチャンピオン。しかも、仲川自身が2019年のJリーグ得点王にして最優秀選手賞だけに、視線が集まるのは当然のこと。

 それだけに、仲川の移籍が発表されると同時に世間がざわついたことを指摘されたが、「僕もざわつきました」と笑いを誘ったあと、その理由を明かした。
「まずは東京の大きなビジョンが僕とマッチしたこと、ポゼッションサッカーを貫いていることで、30代の大きな区切りとして大きなチャレンジをしたいなということで、東京にすると決めました」

 そして、この新天地での背番号は「39」。横浜FMでは4年にわたって「23」を背負っていたが、「23番は着心地がいい番号なんですけど、東京に来て新しい番号をつけて心機一転ということで。それと、39はこの(スポンサーの)『ミクシィ』の“ミク”で39にしたというのと、“ありがとう”の感謝の2つの意味が込もった背番号にしています」と説明した。

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