
日本代表DF谷口彰悟の初の海外挑戦は、決して簡単なことではない。本人が投稿した新天地での初陣の写真から、移籍したカタールの困難さが伝わってくる。
世界は新年を迎えたばかりだが、谷口はすでに新天地での戦いをスタートさせている。5日には、早くも川崎フロンターレから移籍したカタールリーグ1部のアルラヤンでデビューを果たした。
谷口が選んだアルラヤンは、苦しい立場にいた。リーグ戦7試合を終えて1勝も挙げておらず、手にしていた勝点はわずかに1ポイント。リーグ戦を戦う12チームのうち最下位に沈んでいた。
クラブからすれば、自国開催のワールドカップでスペイン相手にフル出場で勝利に貢献した谷口は救世主だ。谷口は、その期待を真っ向から受け止めた。勝点3差で追っている11位のアルスィーリーヤSCとの“6ポイントマッチ”に先発出場。カタールでのデビュー戦にフル出場すると、ゴールを許すことなく2-0の勝利に貢献した。
クラブだけではなく、谷口にとっても非常に重要な試合であり、勝利だった。アルラヤンにおいて、自分の居場所をつかみ取る第一歩となったのだ。
谷口にとしては、単なる喜びよりも安堵の気持ちが大きかったかもしれない。その内面をうかがわせるように、自身のインスタグラム公式アカウントで、カタール初陣の写真を公開。その投稿にはクラブカラーの赤と黒の絵文字に、英語で「デビュー戦」と、ただ一言だけが添えられていた。
谷口が日本代表として緊張だらけの試合を戦ったカタールワールドカップ同様、ファンも日本で同じ気持ちで応援していたようだ。コメント欄には、祝福の声が続いた。
「初出場、初勝利おめでとうございます」
「日本から応援しています」
「青ももちろん似合うけど赤もあり」