カタールワールドカップが終わった早くも2週間強が経とうとしている。アルゼンチン代表がフランス代表をPKの末に破った激闘を目に焼き付けた人は多いだろうが、その主人公の一人であるフランス代表FWキリアン・エムバペの意外な姿が捉えられている。
決勝まで戦ったエムバペは現在、所属クラブであるパリ・サンジェルマンから休暇を得ている。それを利用して、チームメイトのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミとアメリカを旅している。ふだんから仲のいい2人は現地でNBAの試合を観戦するなど余暇を楽しんでいるが、どこに行ってもその姿は注目の的だ。常に人の目やカメラに捉えられ、SNSなどに上げられている。
しかし、2人にとっては激闘を戦った心身を癒やすためのオフ時間であり、騒ぎの中に身を置きたくはない。その結果、この代表コンビはある手段に出た。なんと、目出し帽を被ったような変装した姿で街に出ることを決めたのだ。
にもかかわらず、その姿が捉えられてしまっている。アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』がその様子を撮影された動画を公開している。2人は、アメリカの街中の大道芸を観覧しようとしたのだが、人混みの中にその異様な姿を埋めているのだ。
頭はもちろん、口も鼻も隠したうえで、目だけが見える姿で最前線には出ずに、その芸に見入っている。スタジアムで何万人もの中で圧巻のプレーを披露しているとは思えぬ姿だ。