１月１日、Ｊリーグの公式インスタグラムの国際版が、ある動画を世界に向けて発信した。そこに映し出されているのは、現在、ブライトンに所属するサッカー日本代表・三笘薫だ。
この投稿と時を同じくして行われたプレミアリーグに、日本代表ドリブラーが出場した。相手は冨安健洋が所属するアーセナルで、プレミアリーグで首位を快走するチームだ。ブライトンはこの試合の開始時点で７位といい位置につけてはいたが、マンチェスター・シティなどを抑えて一番上の順位にいるチームが相手だけに、試合の立ち上がりに失点するなど苦しい展開となった。
そんな試合で、アーセナルの脅威になったのが三笘だ。後半２０分に得点を奪うと、同４４分にはPA内でアーセナルの守備者３人を置き去りにするドリブルから右足でゴールネットを揺らして見せた。これはＶＡＲが介入して得点として認められなかったものの、そのテクニックはこのレベルでも通用することを見せつけた。
そんな三笘の活躍に触発されてだろうか、先述したようにＪリーグは三笘の川崎フロンターレ時代の得点場面を投稿している。それは、２０２１年５月８日に行われたアウェイのガンバ大阪戦だ。
この試合に、三笘は途中出場。代わりに同じポジションで先発した長谷川竜也のお膳立てで、前半に川崎が先制。１－０のまま後半に入り、三笘はその長谷川と交代する形で後半２５分にピッチに立った。
