2022年12月31日、サウジアラビアの強豪アル・ナスルはポルトガル代表Fクリスティアーノ・ロナウドを獲得したと発表した。
世界を驚かせる移籍だ。カタールワールドカップで代表活動中のロナウドは、所属していたプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを退団。“その後”に注目が集まっていた。ポルトガル代表がモロッコに敗れて敗退したことで、その動きは加速。いくつかのクラブと接触が報じられていた。
そんな中で、有力候補として名前が挙がっていたアル・ナスルと契約が成立。年俸などの報酬がおよそ2億ユーロ、日本円で約280億円という金額でサウジアラビア入りが決まったのだ。契約期間は2025年までだという。
クラブは、ロナウドが黄色と青のユニフォームを持った写真とともに、「歴史を今作っている」などとロナウド加入を公式ツイッターに投稿すると、多くの反響が。英語とアラビア語の2つのアカウントに寄せられたいいねの数は、なんと、55万を超えているのだ。
そして早くも、「このユニフォームはいつ買えるんだ⁉」といったコメントがついていたほか、サウジアラビア国内からは、「サウジアラビアのサッカーとアジアのサッカー全般の成長にとって絶好の機会です」「彼の存在は、サウジに美しいサッカーをもたらし、アウディのようにリーグを牽引するだろう。」「世界最高のプレイヤー、ようこそ」といったメッセージが並んだ。