「ペリシッチのヘディングと大差ない距離」日本代表がカタールワールドカップにてクロアチアに喫した「長距離ヘディングゴール」について、Jリーガーが似た距離から決めていたとSNSで話題に! 2016年の得点に本人は「懐かしいな~!」と呟くの画像
6年前に決まったゴールが脚光を浴びている(写真はイメージです) 撮影:中地拓也

 かつてJリーガーが決めた得点が、日本代表vsクロアチア代表での同点弾を彷彿とさせているとSNSで話題を呼んでいる。

■札幌vs松本山雅で生まれたゴール

 日本代表はカタールワールドカップ(W杯)のラウンド16でクロアチア代表と対戦。前半に前田大然のゴールで先制し、リードして折り返した。だが後半10分、自陣左サイドから放たれたアーリークロスをペナルティエリア入り口付近でイヴァン・ペリシッチに頭で合わせられ、同点に追いつかれる。その後試合は1-1のまま進み、延長戦でも決着はつかず、日本はPK戦で敗れてしまった。

 森保ジャパンは8強まであと1歩届かなかった中、この試合で決められたペリシッチの同点弾は国内でも話題に。事前のポジショニングやクロスが上がる瞬間の動き直し、そして何より遠い距離から放った強烈なヘディングシュートは目を見張るものがあった。

 そしてクロアチア戦から2週間以上が経ったいま、SNSではペリシッチのゴールを彷彿とさせる得点が注目されている。それは2016年7月20日に行われたJ2リーグ第24節、松本山雅FC戦で生まれた北海道コンサドーレ札幌FW都倉賢(現:V・ファーレン長崎)によるゴールだ。

 この試合の前半15分、札幌はMF荒野拓馬が敵陣左ハーフスペースで持つと、ペナルティエリアに向かってクロスを供給。すると、ふわりと浮いたボールがエリア入り口に到達したところで、後方から走っていた都倉がジャンプしてヘディングシュートを放つ。ゴールから距離はあったものの、タイミング良く合わせられたボールはGKシュミット・ダニエル(現:シントトロイデン)の上を越えて勢いよくネットに突き刺さっている。

  1. 1
  2. 2
  3. 3