モロッコ代表サポーターの行動が注目を浴びている。
■グループステージからゴミ拾いを継続
カタールワールドカップ(W杯)を戦うモロッコはグループFでクロアチア、ベルギー、カナダと対戦。その結果、2勝1分けで見事にグループ首位通過を果たした。すると、ラウンド16ではスペインを撃破し、続く準々決勝ではポルトガルに勝利。アフリカ勢では初めてとなるベスト4進出を成し遂げ、世界中から注目を浴びている。
だが、話題になっているのはチームの戦いぶりだけではない。試合が終わった後にサポーターが実施するゴミ拾いも同様に反響を呼んでいるのだ。モロッコサポーターが清掃する様子を海外メディア『433』が公式インスタグラムにて伝えたところ、自国のファンと思われる人たちから多くのコメントが寄せられた。
「清潔にすることは我々の文化だ」
「私たちは子どものころから綺麗にすることを学んでいた」
「これは私たちにとって当たり前のことだ」
一方、試合後のスタジアム清掃という面で世界的に大きく話題になっていたのは日本代表サポーターだった。その印象が強いためか、「日本が与えた影響は思ったよりも大きい」「日本のファンからインスパイアされている」といった声も寄せられている。
しかし、「日本の影響ではない」と主張するファンも多い。実際、モロッコサポーターはグループステージの段階からゴミ拾いを実施していたため、特別に日本人の影響を受けているわけではなさそうだ。