サッカー元日本代表・阿部勇樹氏がポジション毎の最強選手を選出した。日本人選手計5人を選んだ。
■最強の5人
Jリーグの公式ツイッターが12月12日、「功労選手が選ぶ最強選手」と題して阿部氏が最強選手を選出し、その理由などについて語る動画を公開した。
GKには浦和レッズの守護神・西川周作を選出。「彼の持ち味であるビルドアップのところ、攻撃の第一歩になるところもそうですし、守備のところでも、僕もどちらかといったら守備側のポジションだったので、後ろから言ってくれる指示だったりというところで助けてもらいました」と、かつて共にプレーしていた時のことを振り返りながらコメント。
さらに「あの笑顔を見るとちょっと落ち着くじゃないけど、頑張れるなーという不思議な笑顔の持ち主だなと思っている」とプレーだけでない魅力も語った。
DFは1人に絞れず、2人選出。横浜F・マリノスなどでプレーした元日本代表DF中澤佑二氏と松田直樹氏を選んだ。「個の能力は2人とも強烈だし、この人たちから点が取れるのかなという雰囲気を持っている」などと、日本を代表した偉大なDFを選んだ理由を説明している。
MFには2022シーズン限りで現役を引退した中村俊輔だ。「動くだけで沸いて、そっちに目線がいっちゃうし、それをかいくぐるだけのテクニックもある。守る方としても、常に左足で来るんでしょうって思っても、右足も上手だし、なかなか絞りきれないプレイヤー」など、自らの対戦経験とともに、黄金の左足を持つ男の選出理由を明かしている。
そしてFWも悩みに悩んだ結果、浦和で共にプレーした興梠慎三を選出。「身長はそこまで大きくはないですけど、体張れるし、シュートも右、左、ヘディングどれもレベル高いので、それまでの動き出しのところも含めて滑らか」などとコメントしている。