■過去の“早業”に再脚光
試合結果だけでなくマテウ・ラオス氏のレフェリングにも注目が高まったことで、SNSでは、同氏が過去にさばいた試合が再び話題を呼んでいる。
その試合は、昨シーズンに行われたラ・リーガ第30節ヘタフェ対マジョルカの一戦。このゲームには日本代表MF久保建英(当時マジョルカ・現レアル・ソシエダ)も途中出場していた中、前半に椿事が起こった。
前半38分、ヘタフェのサンドロ・ラミレスが、マジョルカのフランコ・ルッソを弾き飛ばすように左腕を振り払う。その直後、両チームの選手が激しく言い争う事態に発展し、合計15人以上が入り乱れる状態に。
すると主審を務めていたマテウ・ラオス氏は争いが落ち着いた後、両チームの選手2人ずつに対して一斉に警告。右から左へと流れるようにイエローカードを提示した。
その間わずか2秒。一瞬で4人分の警告を示した同氏のレフェリングには、サッカーファンから数多くのコメントが寄せられている。
「このシーンは衝撃だった」
「これ見てびっくりしてる」
「反応できていない選手もいる」