スペイン人のアントニオ・マテウ・ラオス氏が主審を務めた過去試合が、再び注目を浴びている。
■カタールW杯で大荒れ
12月9日、カタールワールドカップ(W杯)の準々決勝にてオランダ代表とアルゼンチン代表が対戦。試合はPK戦にまでもつれ込む死闘となり、最終的にアルゼンチンが準決勝進出を果たしている。
この試合ではマテウ・ラオス氏が主審を務めたが、異例とも言える数のイエローカードが飛び交う事態になっていた。前半のうちにオランダに2枚、アルゼンチンに3枚のイエローが提示されると、それ以降もカードは止まらず。結局、警告の数は合計で18枚にものぼり、試合中には両チームの選手が揉める場面も見られた。
アルゼンチンメディア『Tyc Sports』によると、試合後にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは「国際サッカー連盟(FIFA)はあのようなレフェリングを考え直すべきだ」とコメントしていたようだ。