「日本は実質ベスト4」ブラジル代表がカタールワールドカップ敗退で「サッカー日本代表の強豪国論」が急浮上!「日本は本当よく頑張ったなって改めて思う」とサムライブルーに称賛&同情集まるの画像
日本代表で唯一PKを決めた浅野拓磨 撮影:中地拓也

 カタールワールドカップベスト4を懸けたクロアチア代表とブラジル代表の一戦は、日本中の注目を浴びることとなった。

 12月9日、エデュケーションスタジアムでぶつかったのは、日本代表がラウンド16で敗れた相手と、日本国民が準々決勝で対戦すると期待していた国との対戦だ。

 この試合はスコアレスのまま90分間が終了。延長戦に突入すると、ネイマールの得点でブラジルが先制するも、クロアチアはブルーノ・ペトコヴィッチのゴールで同点に。1-1の均衡のスコアのまま120分が終了し、PK戦に突入した。

 日本代表はこの4日前にクロアチアと対戦していたが、その時とまさしく同じ展開。1-1のスコアで並んだところを、PKでケリをつけることとなった。

 日本代表はクロアチアを相手に、最初の2人が失敗し、3人目の浅野拓磨が成功。一方のクロアチアは、最初の2人が成功し、3人目が失敗していた。この展開で4人目の吉田麻也が失敗し、逆にクロアチアの4人目が成功。相手GKに3本ものセーブを許したことで日本は1-3で敗れてしまい、国内ではPK戦に関する議論が沸き起こることとなった。

 そんな状況で迎えたクロアチアとブラジルのPK戦。先行はクロアチアで、1人目のキッカーはゴール中央に決める。そしてブラジルの一人目のキッカーはロドリゴレアル・マドリード)だったが、これは、相手GKに止められてしまう。なんと、日本代表と同じ展開となったのだ。

 その後、2人目と3人目は両国ともに成功したものの、4人目で結果が決まった。クロアチアが決めたのに対し、ブラジルのキッカーであるマルキーニョスパリ・サンジェルマン)は左のポストに当ててしまったのだ。

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