アルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシのゴール直後、同選手の憧れであるパブロ・アイマールがベンチで涙した姿が話題を呼んでいる。
■アイドルの涙
１１月２６日に行われたアルゼンチン代表ｖｓメキシコ代表（２−０アルゼンチン勝利）でメッシが見せた。後半１９分、アンヘル・ディ・マリアからの横パスを受けた背番号１０は絶妙なコントロールから左足を一閃。強烈なグラウンダーのシュートがゴールに突き刺さった。
初戦のサウジアラビア代表戦でまさかの黒星（１−２）を喫したアルゼンチンを救う先制点。するとその直後、現地カメラが、アシスタントコーチとしてベンチに座っている元アルゼンチン代表ＭＦアイマールの姿を写した。
隣ではチームを率いるリオネル・スカローニ監督がアイマールコーチに耳元で何かをささやいているが、同コーチは顔を手で覆い、目には涙が。メッシのゴールに感情を抑えきれずにいた。
リーベル・プレートやバレンシアなどでプレーした名手アイマールは２０１５年７月に現役を引退。その際にメッシは自身のフェイスブックで「１人の偉大な選手であり、僕のアイドルの１人が現役を引退する」と綴り、憧れの存在の引退を惜しんでいた。
