「J2の誇り」「魔境J2」ファジアーノ岡山FWミッチェル・デュークが「ワールドカップ初ゴール」で「J2の選手」がトレンド入り! オーストラリア代表に勝利をもたらす「決勝弾」の画像
オーストラリア代表FWミッチェル・デューク 写真:AP/アフロ

 J2ファジアーノ岡山に所属するオーストラリア代表FWミッチェル・デュークがワールドカップ初ゴールを記録し、話題となっている。

■「J2の誇り」

 11月26日、カタールW杯グループD第2戦で、チュニジア代表対オーストラリア代表が行われた。初戦のフランス戦を1-4で落としていたオーストラリアにとって負けられない試合だったが、1-0で勝利。なんと、その決勝点を挙げたのはJ2リーグの選手だったのだ。

 今季のJ2リーグを3位で終え、J1参入プレーオフに進出したものの決定戦に進むことなく敗退したファジアーノ岡山。このチームで背番号15をつけて戦うFWミッチェル・デュークがそのスコアラーだ。

 オーストラリアのグループリーグ突破のために、デュークが先発。そして前半22分、ゴールを決めたのだ。左サイドから送られたクレイグ・グッドウィンのクロスは、すぐに相手に当たってしまい、不規則な軌道でゴール前に。デュークはそれに見事に頭で合わせ、ゴールネットを揺らしたのだ。

 デュークにとってはこれがW杯初ゴールで、当然、ピッチ上では喜びを爆発させた。それと同時に、オーストラリアサポーターも歓喜に包まれたのだが、日本のSNS上もざわついた。「J2の誇り」や「魔境J2」などの言葉が並び、なんと、ツイッターでは「J2の選手」がトレンドになるほどだったのだ。

  1. 1
  2. 2
  3. 3