■１１月２７日／カタールＷ杯 グループＥ第２戦 日本代表ーコスタリカ代表（アハマド・ビン・アリスタジアム）
ボールを保持しながらもなかなかゴールを割れない中で、後半１７分に投入されたのが三笘薫だった。前半を４－３－３に近い形でスタートした日本は、前半終了間際に３バックに変更。後半もそのまま３バックで戦っており、三笘は左WBに入った。
２度、相手サイドを切り裂いてチャンスを作ったものの、２８分間という時間と三笘の能力を考えれば、物足りない内容となってしまった。自身もそれは痛感しており、こう語っている。
「ああいう回数をどれだけできるかというところと、最後の部分の質でゴールに結びつけなければ意味がない。もっともっと何かできたんじゃないかと。でも仕方ないです」
ビッグチャンスを作ってもそれがゴールにならなければと、その回数を増やさなければと、自らを責めた。チームを背負っているという気持ちがあればこその責任感だった。
失点場面を振り返った三笘は、それすらも背負おうとしていた。
「僕の球際のところで負けてからなので、あれがなければ失点もなかったので、申し訳なかったという気持ちがあるが、次に本当に切り替えるしかない。気持ちを整理して、中３日なので準備したい」
