11月27日、サッカー日本代表はカタールワールドカップ第2戦コスタリカ戦に挑む。初戦のドイツ戦に勝利したことで、最速で今日にもグループリーグ突破が決まる。
日本代表が第2戦でノックアウトステージに勝ち上がる条件は、日本代表がコスタリカに勝利したうえで、同日にドイツと試合を行うスペイン代表が引き分け以上となること。いずれにせよ、日本代表は白星が必須で、負けられない試合となる。
そんな日本代表を「食」で支えているのが、西芳照シェフだ。西シェフは、サッカー日本代表の胃袋を支える食事のスペシャリスト。今回のカタールワールドカップに帯同したことで、5大会連続“出場”ということになる。
その西シェフの料理には、実は、“鉄の掟”とも言うべき、“鉄のルーティン”がある。試合3日前から試合当日まで、夕食のメニューが決まっているのだ。
具体的には、3日前はハンバーグ、2日前は銀だらの西京焼き、試合前日はウナギの蒲焼、そして、試合日はカレー。これはW杯での連戦でも同じで、こうしたルーティンがあることによって、選手は試合に向けてリズムを作りやすくなる。
ちなみに、決まっているのは夕食のみ。ランチメニューなどは、その都度、決めているという。選手のコンディションなどを参考にしながら、食事を作っているそうだ。なお、今大会は中3日で試合が組まれているため、夕食のルーティンが繰り返されるとみられている。日本代表にとっては、”追い風”と言える日程のため、今日のコスタリカ戦にも期待が持てる。