１１月２０日、カタールワールドカップ開幕当日に、ワールドカップ公式がツイッターに投稿した動画が、世界的な反響を呼んでいる。動画の内容は、超高層ビルの屋上に佇む一人の男。カメラが彼に近づいていくと、正面に向き直った彼は微笑を浮かべながら、英語で一言＂Ｓｅｅ ｙｏｕ ａｔ ｔｈｅ Ｏｐｅｎｉｎｇ！”と発し、その後空に「カタールワールドカップ２０２２オープニングセレモニー」という文字が映し出される、というものだ。
この男とは、世界的な韓国のグループＢＴＳのジョングク（２５）。“黄金の末っ子”の愛称で知られるメンバーだが、今回のワールドカップの開幕式で、オープニングアクトを務めることが発表されている。ＦＩＦＡが当日に公開したこの動画には「待ちきれない」「この声はヤバい」といった反応が世界中から寄せられていた。
ジョングクは直前には、カタール入りしていた韓国代表の元を訪れ、赤い代表ユニフォームを持って韓国代表のソン・フンミンらと記念撮影。ポルトガル、ガーナ、ウルグアイと対戦するグループＨに入った同国を激励した。
開会式には、ジョングク、世界的なラッパーのリル・ベイビー、米俳優のモーガン・フリーマンらが登場するが、大会公式サウンドトラックも担当するジョングクへの注目度は高い。オープニングではジョングクのソロ曲と見られる『Ｄｒｅａｍｅｒｓ』を披露する、とすでに発表されている。
