■チームとしての守備の問題

大住「森保一監督は自陣でFKやCKを与えないように、と言っていた。前からの守備がきちんとできていれば、ああいう形にはならないと言っていたけど、そこまでさかのぼれるかな、という感じだよね」

後藤「前からプレスに行く選手と行かない選手でバラバラな守備になって、さらにはボールを取られてCKを与えるというパターンだった」

大住「そうだよね。相手の右CKが連続したのは、カナダの11番の選手がすごく足が速かったから。谷口彰悟があまりカバーできないような形になって、伊藤洋輝が走って体を入れて何とか守った場面もあったけど、CKになることもあった。あの選手はドイツ代表を思わせるようなスピードだった。だから、あのプレーをCKにしているようではいけない、ということだよね」

後藤「少し話がずれるんだけど先日(11月16日)、浦和レッズフランクフルトの試合を見たんだよ(4-2で浦和の勝利)。一方的に浦和が押していて、5-0で勝ってもおかしくなかったんだけど、それでも取られたのはCKのこぼれ球から。あと、クロスからの完璧なヘディングで点を取られていた。あれだけ優位に試合をしていても、こういう形で点を取られるのかなと思った。やっぱり、ドイツ戦でも日本のDFは完璧にやらないと、やられちゃうよね」

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