スポルティングに所属する日本代表MF守田英正がワールドカップ直前の試合にフル出場。”幻のゴール”を見せるなど、好調な状態を維持している。
■ゴール取り消し
ポルトガル1部第13節、ファマリカン対スポルティングが現地時間11月13日に行われた。アウェイのスポルティングが2−1の勝利を収めている。
前節に怪我から復帰していた守田は、2試合連続でスタメン出場。前半42分、守田が前線でプレスをかけたことで、相手のパスがズレる。このボール拾ったパウリーニョがシュート、その流れからフランシスコ・トリンコンが押し込んで先制する。スポルティングはさらに、前半アディショナルタイムにPKで追加点を奪て2点のリードで前半を折り返す。
後半、スポルティングはゴールを奪えなかったものの、守田がゴールネットを揺らした瞬間があった。同17分の右CKの場面だ。ニアで味方選手ががフリックしたボールを、ファーサイドにいた守田がダイレクトで合わせる。選手は守田を祝福するも、直後に主審の笛がなり、VARの介入によってオフサイドとなり、ゴールは認められなかったのだ。守田の今季リーグ戦4ゴール目は幻となってしまった。
守田の幻のゴールにはツイッター上で「惜しくもオフサイドで取り消された守田さんのゴール、W杯のときにお返しが来ますように」や「守田ゴール決めたと思ったらVARでオフサイド」など悔しがるファンもいた。