■にやけるパパ勇樹
CKの場面、ゴール前に入る”パパ”は、にやけを隠しきれずに歩を進める。愛する湧心選手が蹴ったCKではニアに入り、鋭くヘッド。惜しくもサイドネットを揺らすのみだったが、スタジアムからは大歓声が上がった。阿部氏も、うれしそうに頭をかいていた。
この場面に、ファンも胸熱を隠せない。
「息子と引退試合なんていいなー!」
「引退試合で親子共演だなんて」
「こんなこと出来る親子って幸せだろうな」
「息子さんめちゃくちゃ良いキック」
「蹴り方同じで草」
「いいキック! お父さん譲りなんだね」
「蹴る前の動作が親子そっくりなのよ」
「蹴る前の腰に手を当てる仕草までそっくりやな」
「これで中学生は雰囲気出とるな(笑) お父さん決めないと!笑」
最高を越える“最幸”な引退試合。思いは、次代へとつながれていく。