■左サイドの組み合わせは

 この試合でもう一つ注目したいのが、左サイドのユニットをどうするかだ。アメリカ戦の先発メンバーを基本として考えた場合、4-2-3-1の2列目左に久保建英、最終ラインの左に中山雄太が入ることになる。

 しかし、中山雄太は負傷で離脱。代わりに招集されたのはCFの町野修斗であり、もともといたメンバーから左SBを務める選手を出すことになる。

 本来、このポジションは長友佑都と中山雄太が争う場だった。そして、長友佑都が先発した場合、90分間フル出場するのではなく、途中でスイッチすることが森保ジャパンの定石だった。そうなると、CBと左SBの兼任で招集されたであろう伊藤洋輝は左SBの専門に近い形で起用されることになる。

 ここで気になるのは、左サイドに久保が入った場合の関係性だ。これまで久保は右サイドやトップ下で起用されてきており、左サイドで先発となると必ずしも整理されていない部分もある。当然、練習の中でそのコミュニケーションは取れているだろうが、実戦という中でどこを確認するのかは事前に整理しておきたい。

 上記2つの注目点に加えて、もう2つ気になる部分がある。それは、相次ぐ負傷者などの問題だ。そのため、日本代表はカナダ戦には23人で挑むとしている――。

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