レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英がレアル・バジャドリード戦のMVPに選出された。
■圧巻の活躍でMVP
ラ・リーガ第11節、バジャドリード対ソシエダが10月22日に行われた。アウェイのソシエダは0−1の敗戦を喫した。久保は2トップの一角として7試合連続のスタメン出場を果たし、74分までプレーした。
試合は前半16分、バジャドリードのスペイン人MFモンチュが前線にロングフィードを送ると、このボールに反応したセルヒオ・レオンが競り合いに勝つ。そこから決められたゴールが決勝点となり、ソシエダが0−1の敗戦を喫した。
1点ビハインドとなったソシエダはその後、バジャドリードゴールに迫る。そして、前半終了間際の45分には、ゴールネットを揺らす。カウンターを発動したソシエダは、スペイン代表MFブライス・メンデスからのスルーパスを受けた久保が、ペナルティエリア外から左足でシュート。豪快なシュートがゴール左に決まったのだ。
しかし、直後にVARが介入。久保にボールが渡る前にソシエダMFマルティン・スビメンディのバジャドリードMFオスカル・プラノに対してのファウルがあったとして、オンフィールドレビューが行われ、その結果、久保のゴールが取り消されてしまった。
このシーン以外でも存在感を発揮した久保は、ファン投票によるこの試合のMVPに選出された。ソシエダの日本語公式ツイッターが久保がMVPに選出されたことを発表すると、「主審流してるのになぁ~、取り消しはないぜ」や「久保選手MVPおめでとうございます」、「Take-Kubo 愛されてるね」や「幻となったけど、目の覚めるようなゴラッソでした」などの声があがっている。