セルティックの日本代表FW前田大然が2戦連続でゴールを決めた。
■GKの弾いたボールに素早く反応
セルティックは10月22日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第12節でハーツと対戦。前田は日本代表MF旗手怜央とともにスターティングメンバーとしてピッチに立った。
チームは前半14分にジェームズ・フォレストの得点で幸先よく先制に成功。しかし、前半アディショナルタイムにPKを決められてしまい、1-1に追いつかれて試合を折り返す。すると後半開始早々に逆転ゴールを許してしまい、リードを奪われた。
それでも後半10分にギオルゴス・ギアクマキスの得点で再びスコアを振り出しに戻すと、日本代表FWが結果を残す。後半14分、ペナルティアーク手前からアーロン・ムーイがミドルシュートを放つと、これを相手GKが弾き、ボールがゴール前にこぼれる。そこにいち早く詰めていた前田がスライディングで押し込んでネットを揺らした。ムーイのミドルシュートがゴールに向かう瞬間からこぼれ球を予測していたことが功を奏し、得点につながっている。
その後セルティックはまたしてもPKで追いつかれるが、後半31分にグレッグ・テイラーが勝ち越しゴールを奪い、4-3で勝利。壮絶な打ち合いを制して2連勝とし、首位をキープしている。