レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が古巣のマジョルカ戦で存在感を発揮し、チームの勝利に貢献した。
■再三のチャンスも…
ラ・リーガ第10節、レアル・ソシエダ対マジョルカが現地時間10月19日に行われ、ホームのソシエダが1−0の勝利を収めた。ソシエダでは古巣対戦の久保やアレクサンデル・セルロート、ダビド・シルバなどがスタメンに名を連ねた。
ゴールが生まれたのは試合開始わずか4分。ブライス・メンデスの左CKに中央でミケル・メリーノがヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。結局これが決勝ゴールとなり、ソシエダが1−0の勝利を収めた。
スタメン出場を果たし、75分までプレーした久保は無得点に終わるも、随所で光るプレーを見せた。前半21分には、左サイドで相手にボールを奪われるも、フィジカルの強さを見せて相手からボールを奪い返しクロスを供給する場面が。
そして前半25分には、久保に決定機が訪れる。メリーノからの縦パスをシルバがワンタッチで久保に送る。絶妙なパスを受けた久保はペナルティエリア左からシュートを放つも、相手GKにセーブされてしまう。また、前半33分には久保がカウンターから相手陣内まで持ち運んでメンデスのチャンスを演出するも、ゴールとはならなかった。
さらに後半22分、セルロートからのパスを受けた久保が、ペナルティアーク内からシュート。これは惜しくもクロスバーの上を超えてしまう。SNS上では久保のプレーに対して「鬼フィジカル」や「もっと結果が欲しい」、「決まる時、決まるし。決まらない時は決まらない」などの声があがっている。
久保はこの試合で無得点に終わるも、サッカーデータを取り扱う『WhoScored』によれば、両チーム合わせて最多の4本のシュートを放っている。ゴールやアシストこそなかったが、チャンス演出などで存在感を発揮した。