元日本代表ＭＦ中村俊輔がブラジル代表相手に決めた伝説的ミドルシュートが再脚光となっている。ＦＩＦＡワールドカップの公式ツイッターが動画を公開している。
■伝説的スーパーゴール
中村の伝説的なゴールが生まれたのは、２００５年６月に行われたコンフェデレーションズカップ２００５のブラジル代表戦だ。２００４年のアジアカップ王者として臨んだ日本代表はブラジル代表、メキシコ代表、ギリシャ代表と同組のグループＢに入った。
初戦のメキシコ戦で１−２の敗戦を喫した日本は第２戦のギリシャ戦で大黒将志のゴールで１−０の勝利。決勝トーナメント進出へは勝利しかなかった日本は、グループ最終戦でサッカー王国ブラジルと対戦した。結果は２−２の引き分けでグループリーグ敗退となったが、最終戦のブラジル 戦で記憶に残るスーパーゴールが生まれた。
ブラジル１点リードで迎えた前半２７分、ゴールからかなり距離のあった位置ではあったが、中村はトラップと同時に反転。そのまま左足を振り抜き、ボールはゴールに突き刺さった。日本人の記憶にいつまでも残る伝説的なスーパーゴールだった。
ＦＩＦＡワールドカップの日本語公式ツイッターがこの動画を「これまでたくさんの感動をありがとうございました、中村俊輔」「魔法の左足を持つ日本のレジェンド」とのコメントとともに投稿。このツイートには「これ代表ゴールで１番好きなやつ」や「最高レジェンド」、「感動をありがとう」などのコメントが寄せられた。
