鮮やかすぎるパスワークから生まれたポルトの欧州チャンピオンズリーグのゴールに世界中から賞賛!「教科書から飛び出したかのよう」「これを化学反応とチームワークと呼ぶ」などの声が出る!の画像
夢のようなゴールに関与したガレノは、アウェーでは自らゴールを挙げて歓喜のジャンプ 写真:AP/アフロ

「教科書から飛び出したかのよう」――。UEFAチャンピオンズリーグが公開した動画が世界に驚きを提供し、1日足らずで31万回も再生される「ヒット」となっている。

 チャンピオンズリーグがインスタグラムの公式アカウントで公開したのは、グループステージにおけるポルトのゴールだ。相手は同じレバークーゼンではあるものの、現地時間10月12日に行われたグループBの第4節ではなく、同4日の第3節で決めた得点シーンである。

 見事なプレーは、自陣右サイドから始まる。ハーフウェーラインを越えるまでは、すべて2タッチ以下でボールが動くのだが、ボックス右から縦パスが出ると、そこから左斜め前へのパス→柔らかい落とし…という連続でボールが1タッチで動き続ける。センターサークル付近のウェンデルソン・ガレノにボールが届くまで、6本のパスで相手のプレッシャーをいなし続けた。

 ボールを受けたガレノは、寄せてきたDFを急加速でかわすと、大きなストライドでもう一歩抜け出し、DFを引きつけてから右サイドへ展開。マテウス・ウリベがペナルティーエリア右でクロスを入れようとした際には、ボックス内にいたのはパスを出した後も足を止めなかったガレノのみ。だが次の瞬間、新たに3人がゴール前へと飛び込んでいく。

 ウリベのクロスが届いたのは、ファーサイド。長い距離を走ってきていたDFのザイドゥ・サヌシが頭で決めた。後半24分のこのゴールで均衡を破ったポルトは、さらに1点を追加。ホームで2-0の勝利を飾っている。

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