■「カタールのピッチ立って恩返ししような!」
実際、2人のこのワンシーンには以下のようなコメントが寄せられている。
「エモすぎる、、、」
「これはアツい!」
「曹監督そういう人だよね。好きです」
「泣ける」
「カタールのピッチ立って恩返ししような!」
「胸アツ」
「ベルマーレサポさん胸アツ案件だぁ…」
「エモすぎんか、、、山根はよくベルマーレへの感謝の言葉を口にするし、本当に人生の中で大きな出会いだったんだろうな。素敵な関係」
曺貴裁監督は2012年から2019年まで湘南ベルマーレで指揮を執った。山根は2016年に湘南に入団。学生時代に所属していた桐蔭横浜大のサッカー部と湘南が天皇杯で対戦したことがきっかけで、プロ入りへとつながったという。2人は4シーズンを共に戦い、その間、最終ラインや右サイドでプレーの幅を広げた。
そして2020年に湘南から川崎へと移籍。現在では日本代表に常習的招集されるようになっている。9月のドイツ遠征にも参加し、カタールワールドカップの代表メンバー発表前最後の試合であるエクアドル戦に先発出場した。
今季、京都は久々にJ1の舞台で戦っているが、川崎戦を終えて14位。16位のガンバ大阪との勝ち点差は「1」しかなく、予断を許さない。
日本代表の右サイドバックとしてカタールの地に立ち、恩師にうれしい報告ができるか、そして、次に2人がピッチの上で再開するときには、どのような会話を交わすか、楽しみだ。